ペルペルの新築雑記。

一条工務店で家を建てました。ついては沢山の方のブログを拝見し参考になったので、自分の記事もこれから建築される方の参考になればと思います^ ^

換気システム①高気密高断熱あっての換気システム。

前回記事にコメントを頂き、今まで触れていなかった『換気システム』が気になり出しました^^;

2003年に住宅の24時間換気が義務化され、家の空気を1時間に0.5回入れ替える機器の設置が必須項目となりました。 2時間で家中の空気を入れ替えるって事ですかね。この時期にホルムアルデヒドなどのシックハウス問題が出てきて義務化され、現在ではさらに換気の必要性が見直されてきています。住宅の気密性が良くなってきたのも要因かと思われます。

i-smart は「ロスガード90」という熱交換器+第1種換気システムが標準です。なので、とくに気にして無かったのですが、調べてみると換気システムも重要な事が見えてきました。

ロスガード90の仕組みはこんな感じです^^

「一条工務店ホームページより」


このシステムでも外気温が低いと、給気口から冷気が出てくるというブログ記事を見かけます。確かに手をかざすと、若干ではありますが冷気を感じます。なので、常時人が居るような場所には給気口は設置しない方が良さそうです。北海道仕様は地下熱で温まった空気が出てくるので、冷気は感じないらしいです^^(冷気と言うよりは室内が温かいのでそう感じるのかも知れません。)


我が家はだいたい各部屋の入り口付近か、通路にあります。仕切られた部屋の場合、奥側に設置した方が空気の循環が良いのではという見解がありますが、とくに問題ないという見解もあります。

ロスガードからダクトが天井裏を通って、給気口へ繋がっています。このシステムのデメリットはダクト内のメンテナスと間取りの制限、室内(2階建て家屋は2階)に熱交換器設置の場所が必要な点です。また初期費用が割高なのもデメリットでしょうか^^;

あとは強制的に給気するので、屋外の「臭い」も吸ってしまうので注意が必要です。また、虫が苦手な方は掃除できないかもw

このダクトが嫌な人は嫌だろうなと思います^^;

ダクトレスのシステムもあるようなので気になりますね。



排気口は2階建ての場合、2階に2箇所設置されます。1ヶ月に1度掃除が必要です^^;

排気口は音がするので、気になる方は気になると思います。私はもう慣れましたw

i-smart ぐらいの気密性(C値)であれば、第3種換気システムでも良いのではないかと調べていて思いました。第3種換気システムで寒いと感じる住宅は外気にもよりますが、おそらくC値の値が大きい住宅かと思います。そういった住宅こそロスガードの方が良いかも。現状ロスガード等の熱交換器は外気に左右されずらいシステムなので、寒冷地の我が家には向いていると言えば向いていますが、地域によってはオーバースペックかもしれません^^;


まとめると
「第1種換気+熱交換器」は、設置交換費用が高く間取りに制限ができる。ダクト内のメンテナンスが課題。室内に機械のスペースが必要。外気に左右されずらい。寒冷地に向いている。見た目はスッキリ(偏見)。

「第3種換気」は、設置交換費用が安い。メンテナンスが簡単。間取りの自由度が上がる。気密性によっては冷暖房効率が悪くなる(光熱費増)。壁に給排気口がいっぱいついてスマートでない(偏見)。


私見ですが、換気システムの前に家の性能がどうかの方が重要に思います。高気密高断熱は最低条件で、それを活かすのが換気システムです。両方あっての快適性かなと思いますので、基準をクリアしてるからといって快適とは限りません。

高気密高断熱と言われているハウスメーカーはほぼi-smart と同じような換気システムなので、主流と言えば主流ぽいですが色々気になる事もあるので、また次回記事にしようと思います。

いろいろ偏見が混じる記事となりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました^^;


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