ペルペルの新築雑記。

一条工務店で家を建てました。ついては沢山の方のブログを拝見し参考になったので、自分の記事もこれから建築される方の参考になればと思います^ ^

一条工務店の謎④一条工務店が重視する気密測定。しかし、日本の基準ではC値を無視している!?

『2012年施行の現行基準「改正省エネ基準」では気密性能数値「C値」は削除されました。何故、重要な気密性能数値「C値」が削除されたのか。』前回、窓の記事を書くにあたり調べた中に、上記の様な文言を見つけ私は疑問に思っておりました。

C値の説明は不要かと思いますが、一条工務店名物「気密測定」で計測される例の数値です。数値が小さければ小さいほど、その家に隙間がない事を意味します^^

省エネ基準から除外されているのは、一条ユーザーからしたら腑に落ちません。皆んなそこで一喜一憂しているのです。何か都合の悪い事があった。と今の社会、とくに大手の不正や改ざん問題、国の隠蔽問題を見ると、疑わしくなってきます。

我が家の営業担当は以前「数値を出すと一条工務店に敵うメーカーはない。」と自信を持って言っていましたが、にわかに信憑性が出てきましたw

C値に関しては明確に測定する技術が確立しています。その為の機械もあります。なので、測ろうと思えば測れるのではないでしょうか。

こんな機械です。大手ハウスメーカーはほぼ実施していて、C値は職人の腕で左右されると言っても過言ではなく、社内でその数値を競ってる感があります^^;

ただし、考えてみるとC値って建築してみないと分かりません。

これってメーカーからしたらリスクがありすぎます。わざわざC値を出す必要もなく、Q値とUA値を計算して出せば、国の基準はクリアできるのです。C値は国の基準はないので、無視して建築できます。

C値をクリアしてないと一条工務店では、工事をやり直したりしています。これも自社判断で基準を設けているだけなので、国が定めている基準はありません。ちなみに一条工務店の基準は厳しい数値です。確かi-smart は0.7以下で、公表されているメーカーですと、「パッシブハウス」を作っているメーカーぐらいしかクリア出来ない数値です。

この記事の内容は薄いですが、世界一厳しい基準の住宅がパッシブハウスと思って間違いないと思います^^;

現在の省エネ基準では「UA値(外皮平均熱貫流率)」を基準としていて、主に「外壁、屋根、床」等、外皮に求められる数値となっております。値が低い程、熱が逃げにくく省エネだと言われています。一条工務店が公表している数値がこちらです。

ZEHで求められているUA値は、地域区分・1~8地域において平成25年省エネルギー基準(ηA値、気密・防露性能の確保等の留意事項)を満たした上で、1、2地域については「0.4W/㎡K」相当以下、3地域では「0.5W/㎡K」相当以下、4~7地域では「0.6W/㎡K」相当以下とされています。

2020年から省エネ基準は義務化され、2030年には全ての新築住宅をZEH基準相当にするそうです。さらに上位の基準も設けて住宅を良くしようという動きがあります。まあ、やっと世界水準の住宅が普通になるのかなと言った感じです^^;

しかし、UA値基準ってどうなんだという疑問もあって、建材をそれなりの物を使えば基準はクリアできると思います。あくまで計算出来る数値なので、やはりC値の計測ってした方が良いと思うのです。改ざんされたら終わりですけどw

それにしても、住宅っていうのは奥が深いですね。一条工務店って他社から見たら異端かも知れませんが、世界基準で見たら普通の事をやっている様に私は思います。今後、住宅の価格は上昇傾向になり消費税も増税、資産価値等も考慮して建築する必要があります。

家を建てよう、維持しようと思ったらいろいろ勉強が必要ですね^^;


にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 一条工務店へ
いつも読んで頂きありがとうございます。
クリックすると、一条工務店ランキングへ飛びます^^


↑一条工務店で建築予定の方は読んでみて下さい^^
参考になるブログが沢山ありますよ^^