前々回記事より、
・耐力壁線相互の距離は12m以下としかつ
耐力壁線により囲まれた部分の水平投影面積は
40㎡以下(ただし構造耐力上有効に補強した場合は
72㎡以下)とする。
ツーバイ工法の基準の一文ですが
さっぱり意味が分かりません^^;
理解するにはまず耐力壁ってなんだって所からですw
耐力壁とは
建築基準法第20条の規定に基づいて
地震力や風圧力による水平方向の力に
対抗することができるように、筋かいを入れ、
または構造用合板などを張った壁のことを
「耐力壁」と呼ぶ。
基本的に柱や梁で構成されている「軸組工法」は
筋かいを入れて耐力壁として
「ツーバイ工法」は構造用合板や石膏ボードで
耐力壁とする様です。
なるほど、i-smart は
構造用合板にてモノコック構造になっているので
外壁に関しては、耐力壁と呼んでいいのですね。
結局、耐力壁は建築基準法で決まっているので
どんな家を作ろうが必要であるし、
自然とそんな家になっているはずです。
図を入手しましたが、
ただし構造耐力上有効に補強した場合は72㎡以下
ここの文章が若干違うんですよね^^;
図では60㎡以内です^^;
調べてみると72㎡まで可能な様です。
耐力壁に囲まれて開口部の基準を満たしていれば
6m×12mの空間が設計可能です。
i-smart において「なんでここに壁ができちゃうの?」
という疑問は
この耐力壁の基準を満たす必要があるからです。
という事で、広い空間には憧れますが、
耐震性を考えると必要な壁なのかなーと思います。
広い空間を作ろうとすると制限に
引っかかるという事ですね。
6m×12mって結構広いですよ。
約21坪なので、約42畳です。
ただし、2階建てだと計算が違うだろうし
吹き抜けがあると計算が違うと思います。
平屋で真四角であれば
21坪の空間が作れるのでしょうか?
いろいろ制限はあるもののi-smart は
木造住宅にしては広い空間が作れるという事です。
しかも、建築基準法を守りつつ、さらに厳しい基準を
設けていますので、耐震性に関しては安心できますね。
あとは間取り優先にするのか、空間優先にするのか
悩ましいところです。
我が家はすでに建築中なのでどーにもできませんが
まあ、間取り優先になっていると思いますw
今更、工法について勉強するのは遅いですがw
少しでも不安要素がなくなればと思います。
何より、自分達が一生住む事になるので
いろいろ知りたい欲求もあるのですが^^
続きはこちら^^
i-smart の工法⑤ - ペルペルの新築雑記。
いつも読んで頂きありがとうございます^^
↑一条工務店で建築予定の方は読んでみて下さい^^